不景気の中、女性の人身売買の平均価格は高額ということもあり、なかなか解決されにくいとされる問題です。
問題となっている人身売買の事実

北朝鮮で女性を対象とした人身売買が再び増えつつある。当局は人身売買に対して重罰で対処すると警告しているが、一向に根絶される気配がない。
中国との国境に面した両江道(リャンガンド)の情報筋は米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に対し、最近、若い女性や女子高生、大学生が被害者となる人身売買が増えつつあると伝えている。
引用:https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20190516-00126109/
人身売買ブローカーは「中国でしばらくカネを稼げるようにしてやる」と女性を騙して接近し、女性1人あたり2万元(約31万9000円)から3万元(約47万8000円)の報酬を受け取ります。
今の不景気では、なかなかの高額です。
人身売買はなぜ減らない?始まったきっかけは?

人身売買が北朝鮮で横行するようになったのは、今から25年ほど前のこと。
深刻な食糧難で、生き残るために女性を騙して売り飛ばすという流れができてしまいました。しかしそれだけではありません。家族を支えるため、自らの意思で、人身売買と知りながら人身売買を行う女性がいるのです。
騙されて売られるというだけなら、しっかり知識をつければ徐々に減らしていくという対策ができるでしょう。
ですが、女性自ら行動したり、また、被害者となった女性ですら、人身売買であることを否定することもあるとのことで、減らすことは愚か、摘発することも困難な状態にあるとのこと。
まとめ
すでに、”人身売買がなくならないのは、最低限の生活が成り立っていないから”と、見直さなければならない根本を指摘している人がいます。
国民全員がこの問題をちゃんと意識し、全員で改善しようと努力した時、少しずつ人身売買の減少がみられるかもしれませんね。
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