ブラック校則とは、学校で決められている理不尽な校則のこと。
皆さんも心当たりありませんか?近年、そんなブラック校則を見直そうという運動が高まっています。
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ブラック校則の事例

汗ふきシートはOK、制汗スプレーは禁止。
汗を拭くのはいいが、スプレーは周りに飛び散るからNG。
女子のポニーテール禁止
ポニーテールは男子を挑発する髪型だから。
天然パーマはそれを証明できる写真を届ける
証明できないなら黙ってストレートにしてこい。
一度登録した髪型は、卒業時まで変えてはならない
パーマをかけない限り、そう大きくは髪型なんて変わらないでしょって理由。
セーラー服の下に体操着を着用
男子を極力刺激しないようにという対策。
体操服の下に下着は着ない
これは上記と矛盾していますが、体育の時は「子供は寒がるな」と、下着・上着禁止は多いですね。
白の下着以外着用禁止
これも、男子を刺激しないようにするため。
スカートのひだは24本。26本は不可
どうでも良いことにこだわるのが、ブラック校則。
トイレットペーパーの使用は30cm以内
節約、節約。
日焼け止めの使用禁止
化粧の部類に入るから。これが原因で肌が焼けすぎて病院行きになった人もいます。
授業中のトイレは男1分、女3分以内
授業中に席を離れるなんてありえない。生理現象はしょうがないから1分以内に帰ってこいよと。中にはそれさえ許してくれない先生もいましたね。
ブラック校則の実態

まず、問題点として、生徒たちが、このブラック校則が当たり前と刷り込まれているので、何の気なしに受け入れてしまっているということがあげられます。
なぜそれがいけないかというと、生徒一人一人の個性を潰してしまっているから。こういったことが原因で、後々社会問題となってしまうのです。
ブラック校則をなくそうプロジェクトって?

髪の毛が生まれつき茶色いにも関わらず、教員から黒染めをするよう強要され、精神的苦痛を受けて不登校になったある女の子が裁判を起こしたことをきっかけに発足したプロジェクト。
発起人は、NPO法人キッズドア理事長の渡辺由美子氏。
現在、そういった苦痛を抱えている生徒に訴えかける運動を行なっていて、個人でも参加しやすい”著名”によって賛同できるようになっています。
まとめ
全員が幸せになれるようなルールは守りつつ、自由を好きなだけ求められている社会になっていけばいいですね。
この実態を改善したいと思った方は、ブラック校則をなくそうプロジェクトで行なっている署名活動に、参加するのもいいかもしれません。
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